一般的にオーガニックコットン（有機栽培綿花）とは、化学肥料や農薬を使用せず、３年以上有機栽培を続けた後に収穫する綿花のことです オーガニックコットン栽培の大きな価値は、化学肥料や農薬による環境汚染による土壌の砂漠化を、枯葉剤や除草剤を使用しないことで栽培者の健康被害を防ぐという大きい意義があり、社会貢献度は高いと言えます。 しかし綿栽培では有機肥料も無機化しないと植物は吸収しないし、散布された農薬も、繊維の加工段階で洗浄されて殆ど残留しません。 残念ながらオーガニックコットン製品は特殊な生産方法の商品を除くと、体に優しいわけでもなく健康的に良いわけでもないのです。 つまり、消費者にとって何のメリットも無いと言わざるを得ません。 また有機栽培では綿花の品質が下るので高品質綿（長くて細い綿）の栽培や生産は難しいので敬遠されてきました。 この度、服部テキスタイルは８０番の高品質綿糸を原料に、オーガニックコットン認証以上の条件（石油化学薬品を一切使用せずに加工を行う）でものづくりに取り組み、テキスタイルの生産に成功しました。 80番の糸で縦糸横糸合計400本（１平方インチ）のラグジュアリーホテルのベッドリネンを上回るレベルのベッドリネンが出来上がりました。 近々、ネットショッピングサイトで売り出し予定です。 売り出し開始の際には、お知らせいたします。