パレスホテル東京のように、ラグジュアリーホテルは、ベッドから40cmほど垂らせてセットして足元はマットの内側に入れ込み、大きめの枕を2個セットすると、それだけでホテルのようです。さらにベッドスローを置くとさらにお洒落。
 
 
                               ホテルライクでゴージャスにセッティングして、心地良く快眠を貪りたい。
そんな願望をお持ちの方に、ラグジュアリーホテルのベッドリネンとセッティングスタイルのご提案。

五つ星以上のラグジュアリーホテルのベッドセットはスタイリッシュですが、身体に優しく快眠を得られる高品質の天然素材が選ばれています。
人は一夜に500mlもの寝汗や蒸気を出すと言われており、快眠には肌触りの良さと寝汗や蒸気を吸う高品質の天然繊維が必要なのです。
吸湿性や吸水性が劣るだけでなく、肌に刺激を与え肌の過乾燥をも引き起こす化学繊維は、快眠を無視したホテルでしか使われません。
快眠はスタイルよりも、身体に優しい高級天然素材の性能でしか得られないものなのです。


ラグジュアリーな空間が生み出されるポイントは4つに絞られます。
 
 

 
Point1 ベースカラーはシックな色合いに

ラグジュアリーホテルのベッドのように
 
ラグジュアリーホテルのベッドに多いのは、ホワイト・ベージュ・アイボリー・など部屋に馴染むナチュラルな色合い。 これに倣って、ベースのカラーにはベーシックな色を選びましょう。同じカラーでも濃度でニュアンスは変わるのでグレード感を意識しながら好みの色味を選んでください。このベースカラーにもう1色、別のシックなカラーを組み合わせると表情が生まれて洗練された印象になります。


  

 

  
Point2 質感や光沢でリッチなニュアンスを
 
ブランケット・クッションなどと一緒に
 
同じカラーでも素材の質感が異なると印象は一変します。 なめらかでやわらかな質感。肌ざわりのよさはもちろん、見た目でもエレガントな印象が生まれます。 リッチなニュアンスを演出するには、サテンのような光沢のある素材もお薦めです。このとき気をつけたいのはバランス。ベースの生地に、ブランケットやクッション・ベッドライナーなどで強い光沢のある生地を取り入れると、上質感のある洒落たコーディネートができます。




 

Point3 シンプルな柄に遊び心をこめて
 
ラインやウェーブをさりげなくあしらったリネン
 
ホテルを意識したベッドインテリアには、小花柄やチェックのようなカジュアルな柄物は避けたいところ。 変化をつけたいなら、ラインやウェーブのようなシンプルな柄が縁の部分などにワンポイントとしてデザインされたアイテムを選びましょう。ラインの場合、線の太さでもイメージは変わります。太いラインならややカジュアルな雰囲気に、細いラインなら繊細でエレガントな印象になります。 また、ラインに光沢のある素材が使われていると、光の当たり方で違った表情を見せてくれるのも面白いところ。遊び心はさりげなく盛り込みましょう。




 

Point4 視覚効果で広がりや奥行きを演出

掛け布団はふわりと垂れ下がるとゴージャスに見えます

掛け布団やベッドカバーは、ベッドの足元にふわりと垂れ下がる長さにするのがホテルライクのセオリー。 マットレスから左右それぞれ25cm垂れるのが理想的なサイズで、マットレスぎりぎりのサイズにするよりもリッチな印象になります。垂らしすぎると重くなり、寝返りを打ちづらくなるので注意してください。

枕は大きめを、クッションはデザイン性を上げるため

枕のサイズはベッドの幅に合わせて選びます。2つを前後にセットするだけでゴージャスな印象になります。 ワンランク上を目指すなら、広いベッドで左右対称(シンメトリー)に枕を2個ずつセットして、手前にもう1つずつ小さいクッションを置くと立体感が出て視覚的な奥行きからラグジュアリー感が高まります。<BR> また配色に法則性をもたせると落ち着いた雰囲気になります。 さらに複数の枕やクッションを左右対称に置くて色で変化をつけるとさらに視覚的な奥行きが生まれます。<BR> ホテルでよくあるのは『白×ベージュ×白』のように真ん中に違うカラーを挟むサンドイッチスタイルでお洒落度が増します。