シルクシルクは洗濯すると硬化と白化現象が起るので選択できない素材であることは常識でしたが、服部テキスタイルのSILK Club®︎の出現で撥水加工などの樹脂加工なしで洗濯可能な管理容易な製品になりました。

『SILK Club』(シルククラブ)

シルクの原料となる蚕の繭は、中の蛹が羽化するまでの間紫外線やカビから防御する役目があります。ですので、繭糸には抗菌作用や紫外線遮断効果が認められています。しかし、シルクは動物性繊維のため水に濡れると繊維が壊れて白化現象が起きるので洗濯が出来ない繊維とされていました。 他社の「洗えるシルク」はそれを防ぐために様々な樹脂加工を施しています。つまり、化学物質でガードして洗浄水の影響を受け難くしているのです。しかし、こうした加工は光沢やドレープ性は残せたものの、吸水性や吸湿性及び肌に対する優しい風合いなどが失われまるで化学繊維のような製品となってしまいます。

服部テキスタイルの「シルク・クラブ」は、撥水加工や樹脂加工を施さず特殊な方法でシルク本来の性能を保ったまま洗濯を可能にしました。 洗濯耐久性に関しては、家庭用洗濯よりはるかにハードな業務用洗濯(70℃揉み洗い・圧力脱水・タンブラー乾燥・180℃のロールでアイロン)で30〜50回の洗濯試験の結果全く問題がありませんでした。

シルク(絹)は、蚕の繭を解いて作られる繊維で柔らかさはもとより人間の皮膚と同じタンパク質・アミノ酸成分で出来ており、公定水分率も11%と高く人肌に最も近く優しい繊維とされております。 服部テキスタイルのシルククラブは、吸水性も柔らかさも光沢も肌に対する潤いや優しさもシルクの性能が何一つ阻害されておりません。肌あらゆる面で見ても私達の身体にとって最高の繊維であることは間違いありません。